お子さんの指しゃぶりについて困っているママやパパは多くいます。
子供の指しゃぶりの原因と辞めさせる方法について調べてみましょう。
子供の指しゃぶりの原因は?
子供の指しゃぶりの原因の一つは眠気です。
子供は眠くなると心を安らげようとして取る行動の一つとして指しゃぶりがあります。
もう一つは寂しさです。
子供は寂しくなると精神的に少し不安定になり、心の隙間を埋めようと指しゃぶりをして落ち着こうとするのです。
指しゃぶりは一種の精神安定剤になっているのです。
子供が安らぎたい、心を落ち着かせたいと思っている時に無意識の内に指しゃぶりをしてしまっているのです。
そんな指しゃぶりをしている時の子供の心理状態は、不安であったり寂しかったりと精神的に不安定な状態ですので、
そんな時に精神を安定させるための指しゃぶりを、頭ごなしに止めさせられても、子供にしたら意味も分からずストレスが
溜まることになります。
子供の指しゃぶりを止めさせる方法は?
指しゃぶりの原因は眠気と寂しさで、どちらも心を安らげよう、落ち着かせようとしてとなっていることを受け止め、
無理矢理に止めさせようとはせず、時間をかけて一緒に止められるように取り組んでいきましょう。
共働きなどで忙しく構ってあげられない、他の兄弟に手がかかり構ってあげられないなど、寂しいことで指しゃぶりを
してしまっているので、少しでも構ってあげコミュニケーションを取って、一緒に指しゃぶりを止めていけるように
していきましょう。
指しゃぶりをしていない時には、指しゃぶりしていないことを褒めてあげるようにしましょう。
子供にとって褒められるということは効果ある精神安定剤になり、褒められて嬉しくなれば、また褒められるように
褒められることをしようとします。
長く続いていた癖が、短期間でなくなることは無いですので、根気よく長い目でやっていきましょう。
ただ、4歳以上になっても指しゃぶりが続くようでしたら、開咬や上顎前突などの不正咬合の原因にもなりますので、
指しゃぶりグッズを使ったり、育児センターや小児科へ相談することもありでしょう。
子供の指しゃぶり防止グッズのご紹介
指しゃぶり防止対策グッズとして、苦いマニキュアを塗れば治るなど聞いたことのある方は多いと思います。
それは「バイターストップ」という商品になります。
使い方は簡単でハケで直接爪に塗って乾かして使います。
1度塗れば数日間は効き目が持続します。
3~4歳を過ぎても指しゃぶりをしているようでしたら参考にしてみてください。
まとめ
子供は必ずと言っていいほど、一度は指しゃぶりをするものです。指しゃぶりをする原因を理解し、頭ごなしに
怒るのではなく、一度しっかりと子供と向き合い指しゃぶりをさせない環境を作っていくことも大切でしょう。