お正月に食べるおせち料理とは?どういう意味?食べ始めはいつから?

投稿者: | 2017年12月10日

毎年お正月になると出てくるおせち料理。

お正月に食べる料理と小さい時から当たり前に思って食べているけど、

それぞれの料理にはどのような意味があるのか知らずに食べている人が多いのでは?

実はおせち料理には意味があり、お正月に食べている料理なのです。

そんなおせち料理の意味を知り、日本の伝統を後世まで継承していきたいですね。

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おせち料理とは?

おせち料理は年の始めにその年の豊作を祈って食べる料理でした。

おせち料理は五節句の料理の1つで、平安時代に宮中で行われていた「お節供」の行事に由来しています。

お節供とは節日〔せちにち〕に神様にお供えをし、宴を開く宮中行事です。

江戸時代後期に江戸の庶民がこの宮中行事を生活に取り入れ始めたのをきっかけに、全国的におせち料理の

風習が広まりました。

※節日…中国の暦で定められた季節の変わり目

【元日(1月1日)、五節句(1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日)】

おせち料理の意味はあるの?

おせち料理はめでたいことを重ねるという願いを込めて重箱に詰めます。

基本は四段重ねで、上から順に、一の重、二の重、三の重、与の重、と呼びます。

四段目のお重を「四の重」と言わないのは「四」が「死」を連想させ縁起が悪いとされているからです。

重ねた時に1番上になる壱の重には、正月にふさわしい祝い肴を詰めます。

中でも、数の子・田作り・黒豆を「三つ肴」といい、正月には欠かせないものとされています。

関西では、黒豆ではなくたたきごぼうを加えた、数の子・田作り・たたきごぼうが三つ肴です。

そして、それぞれの食材には、人々の願いが込められています。

壱の重

【数の子】

 子宝に恵まれ、子孫繁栄。二親(にしん)から多くの子が出るのでめでたいと、古くからおせちに使われました。

【田作り】
 
 イワシが畑の肥料だったことから「田作り」「五万米」(ごまめ)と呼ばれ、豊作祈願の料理。また、小さくても尾頭付き。

【黒豆】

 まめに(勤勉に)働き、まめに(丈夫で元気に)暮らせるように。

【紅白かまぼこ】

 半円形は日の出(年神様)を表す。おめでたい紅白で、紅は魔除けの意味があり、白は清浄を表す。

【伊達巻】

 昔の伊達者(シャレ者)たちの着物に似ていたので伊達巻と呼ばれるようになったといわれる。
 

 「伊達」とは華やかという意味がある。巻き物が書物や掛軸に通じることから知識や文化の発達を願う。

【昆布巻】

 昆布は「喜ぶ」の言葉にかけて、正月の鏡飾りにも用いられている一家発展の縁起ものです。

 おせち料理には、煮しめの結び昆布、昆布巻となかなかの活躍です。

【栗きんとん】

 栗は「勝ち栗」と呼ばれる縁起もの。「金団」と書き、黄金色で縁起がよく蓄財につながる

【ちょろぎ】

「長老喜」「千世呂木」と書き、長寿を願う

【錦玉子】

 黄身と白身の2色が美しい錦玉子は、その2色が金と銀にたとえられ、正月料理として喜ばれます。

 2色を錦と語呂合わせしているとも言われます。

弐の重

縁起のいい海の幸が中心です。

【ぶり】

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 ぶりは大きさによって名前が変わる出世魚。ぶりで立身出世を願う。

【鯛】

「めでたい」にかけて。姿もよく味もよい鯛は、江戸時代から「人は武士、柱は檜(ひ)の木、魚は鯛」といわれ、

 めでたい魚として祝膳には欠かせないもの。

【海老】

 腰が曲がるまで長生きできるように。

参の重

山の幸を中心に、家族が仲良く結ばれるよう煮しめます。

【れんこん】
 
 穴があいていることから、将来の見通しがきくように。

【里芋】

 子芋がたくさんつくことから、子孫繁栄。

【八つ頭】

 頭となって出世をするように、子芋がたくさんつくので子孫繁栄。

【くわい】

 大きな芽が出て「めでたい」、子球がたくさんつくので子孫繁栄。

【ごぼう】根を深く張り代々続くように。

予の重

【紅白なます】

 紅白でめでたく、祝いの水引にも通じる。根菜のように根を張るように。

【菊花かぶ】

 菊は邪気を祓いと不老長寿の象徴。

【小肌粟漬け】

 小肌はコノシロという魚の成魚になる前の名前。出世魚で縁起がよい。

 クチナシで黄色く染めた粟で、五穀豊穣を願う。

おせち料理を食べ始めるのはいつから?

おせち料理は元々大晦日の夜にいただくものでした。

時代が進みおせち料理が武家でも楽しまれるようになってから、重箱にたくさんの料理を詰めて

お客様にもふるまうという意味合いも込められてきました。

そのため元日から食べるという風習が今では一般的になっています。

一部の北海道や東北地方では大晦日から食べ始めるところもあります。

まとめ

おせち料理は年神様を迎え入れている松の内に、縁起の悪い刃物や良いことも洗い流してしまう

水周りの仕事(料理や食器洗い)をしないためと言われています。

また一方で普段家事で忙しい主婦もゆっくり休めるようにという意味も込められています。

おせち料理の意味や由来を知るとこれからのお正月を迎える気持ちも変わりますね。

自分なりにおせち料理を楽しみ、新年をお迎えください。

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