子供が小学生に上がると色々なことを学び始め、次第にお金についても学び興味を持ち始めます。
だからと言ってすぐにお小遣いをあげてもお金の大切さ等については、まだわからないものです。
それでも子供はその内、親が言わなくても「お小遣いちょうだい」と言ってきたり、または親の方からお小遣いをあげ始めたりと
子供の成長と共にやってくるお小遣いの開始時期について考えてみました。
お小遣いの相場や渡し方についても参考にしてください。
子供のお小遣いはいつからあげる?
一般的には小学校2年生~4年生からお小遣い制を開始する家庭が多いようです。
2桁以上の足し算引き算が出来るようになるのが2年生からというのもあるようです。
大切なお金ですからきちんと計算ができるようになってからというのがポイントです。
あとは子供自身がお金について理解し始めたり、興味を持ち始めたのを目安にすると良いかもしれません。
お金の大切さや金銭感覚を身に着けさせるのに早めに始めることも良いかもしれません。
子供のお小遣いの相場は?
お小遣いの相場はどのようになっているのでしょう。
【小学1~3年生の相場】
約50%が500円未満
【少学4~6年生の相場】
約70%が1000円未満
【中学生の相場】
約56%が1000円以上3000円未満
【高校生の相場】
約45パーセントが3000円以上5000円未満
となっています。
私の小さい時はよく学年×100円というのが多かったようですが、今でもそれほど変わらないようです。
子供のお小遣いの良い渡し方は?
どのようにしてお小遣いを渡せば良いのでしょう。
・1年に1度お年玉でお小遣いをあげる【お年玉制】
・毎月決まった額をあげる【定額制】
・子供に欲しいものが出来たら必要に応じてお小遣いをあげる【都度制】
・お手伝いをしたら報酬としてお小遣いをあげる【報酬制】
と主に4つにわかれるようです。
報酬制については、一見子供がお手伝いを頑張ってくれるようになって良いのではないかと思いますが、
あまりおススメではありません。
家庭の根本的なルールとして、家族の一員が家庭の手伝いをするのは当たり前のことであってお金のために
やることではないので、報酬制にすると子供は、お金がもらえないお手伝いはやらなくていいやという考えに
なってしまいます。
お金の大切さや管理を教えるとしたらお年玉制や定額制が使い道などの計画を考えたり、金銭感覚を身につけて
いけます。
子供にお小遣いをあげ始めたら、計画的にお金を使えるようになるためにお小遣い帳をつけさせましょう。
まとめ
お小遣いをあげ始めたらなるべく子供の思うようにさせて見守っていきましょう。
失敗を重ねていくことでお金の使い方を身をもって学ばせましょう。
大人になり金額も大きくなった状況で失敗するよりも、子供のうちに金額も少ない状況で失敗した方が子供のためにも
なります。
大人でもそうですが、周りからあれこれ言われるよりも自分で体験したことの方がよく覚えるものです。
お小遣いを始めた時から、お金の大切さや使い道に対する計画性の学びの始まりですので、しっかり考えてからあげ始め
ましょう。