小さなお子さんを持つママやパパで子供が段々大きくなってきて、おもちゃや絵本などのお片付けが出来ない
と悩んでいることが多いようです。
そんなお子さんにお片付けの仕方を教え、進んでお片付けをしてくれると助かりますよね。
子供が進んでお片付けを出来るようになる方法とお片付けに役立つグッズを探してみましょう。
子育ての中で子供がお片付けが出来ないのはなぜ?
子供は4歳くらいまでは、やりたいことを先延ばしにするというのは、心の発達上とても難しいことなのです。
それにもかかわらず、お片づけは好きなことを先延ばしすること、わからないことをするのですから、戸惑って
当然なのです。
3~4歳の子のお片付けがスムーズに行かないのはこういう理由があるからです。
遊びたくてたまらないおもちゃを片付けるという動作は、3~4歳の子供にとって、ものすごい頑張りを必要とする
行動です。つい親は、まだ片づけていないものに目が行きがちになりますが、何とか片付けられたものにも、ぜひ
目を向けて上げてください。収納されたおもちゃの数だけ、誘惑と葛藤に打ち勝っていることになるのです。
出来なかったことを叱るよりも、出来たことを褒めてあげることで、負のスパイラル突入を回避できるようになります。
子育ての中で子供へ片付け方の教え方
小さなお子さんにお片付けを教える方法としては、
・まずは短い時間から始める
部屋全体を片付けさせるのではなく、一部の場所だけから時間を決めて片付けるのが良いでしょう。
・失敗しても叱らない
子供に注意する時は、決して声を荒げて怒ったりしないで、何度でも静かに言い続けるようにしましょう。
・おおげさでも良いので褒める
上手にお片付けが出来たらめいっぱい褒めてあげましょう。
・継続して取り組む
すぐすぐには出来ませんので、辛抱強く続けることが必要です。
・具体的にわかりやすく教える
「片付けないとダメでしょ!」と言うのではなく、たとえば、「おもちゃを使ったら、元あったところに片付けておいてね。
それでないと、次に遊ぶ時には無くなっちゃうよ。困るでしょ、ちゃんと片付けてね。」
・子供の競争心を活用する
子供はお片付け、ママやパパは同じ部屋で出来る家事で「ヨーイ・ドン!」 と競争をする。(子供は競争が好きなので
競争をしてみましょう。)
・遊びの延長として取組む
「ボクは線路を片付けるよ」「私はおままごとを片付けるわ」と使っていたおもちゃやぬいぐるみ等の手や声を使ったり、
「○○ちゃん、そろそろボク達、お家に帰る時間だよ」と誘い、遊びの延長でおもちゃをお家へ帰らせる。
尚、片付けをし始めたのにまた遊び始めてしまうという場合には、同じ部屋でその進み具合を見ていることをおすすめします。
その際にママやパパは監視役のような存在にならないよう気を付けてください。見張られていると思うと、子どもは自分を
信じてもらっていないと感じ、やる気をなくしてしまいます。「あなたなら大丈夫」という見守りの気持ちでいましょう。
最初の内はママやパパも一緒にお片付けをしてあげましょう。
子育ての中で子供とお片付けがしたくなる収納グッズ
お子さんが片付け易い収納グッズとしては、
カラーボックス
クリアーボックス
洗濯用取っ手付きバスケット
キャスターを付けたウッドボックス
ぬいぐるみなどはハンモック型収納や衣類収納袋
重なるラタン長方形ボックス
パルプボードボックス
ミニカー等には書類ケース
ソフトボックス
プラスチックケース
など色々とありますが、お子さんがわかり易いように絵や写真などをケースに貼ってこのおもちゃはこの箱に入れると
わかり易くしてあげると小さなお子さんでも片付けやすいようです。
まとめ
4歳位までのお子さんにはまだまだお片付けすることの理解が難しい時ですので、最初は少ないおもちゃからお片付けが
出来るようにママやパパも一緒に手伝って上げながら始め、出来たことにはいっぱい褒めてあげ気長に少しづつ出来るように
見守ってあげましょう。